桃とのお別れの話。
桃が、天に還って三週間。
今朝、玄関前で猫の汚れ物などを洗っていたら犬友さんから「桃ちゃんどうですか?」と、声をかけられた。正直、この手の話をすると つい涙目になってしまうのでなるべく外には出ないようにしていたのだか・・・。 桃は、今月の7日 私が仕事から戻るといつものように寝ていました。 「暗くならないうちに ももちゃんお散歩しようね。」と、私は、桃と外に出ました。 散歩中 桃はゆったりと歩いていたのですが、何故か腰を落します。痛いのかな。。それとも てんかんの発作の前触れか。と、思い、家に入ることなく 病院にいきました。 病院に着き診察をしてもらうと いつものように病院の床をひょこひょこ歩き 尻尾をフリフリしていたので 大事無いなと思って帰宅しました。 ところが、家の駐車場についた途端、桃は、てんかんの発作を起こしました。このまま病院に戻るか考えましたが、とりあえず、私のベッドに寝かせ 病院に電話し、発作がおさまるのを待って また、病院に行くということにしました。この発作も、何度も 発作の波が桃を襲い、見ているのも辛いものでした。私は、ただ手を合わせ なんとかはやく治まって欲しい。と、祈ることしか出来ませんでした。そして、発作がおさまりそうになり、そろそろ私のほうを見てくれるかな??と、思っていたのですが、どうも様子がおかしいのです。桃 どうしたの?と声をかけても意識がないように見えます。桃の呼吸を 暫く見ていると 段々浅くなってきています。そして、その姿は苦しんでいる様子もなく 浅い呼吸の中寝ているようでした。病院に電話をして「先生、桃は 多分旅立ちます」と、告げると「今なら、まだ 間に合うかもしれないから・・呼吸を戻す注射もあるから・・」と、言われましたが、私は、桃は 最期をこの家で迎えたかったんだと思い断りました。このまま、苦しまず眠るように見送りたかったのです。そして、その電話の2分後くらいに、本当に 眠りながら 桃の胸の動きは止まりました。病院に連れて行き治療をすれば 桃はまだ生きていたかもしれません。でも、私は飼い主として、桃の最期は楽にという 理想というか、エゴを通しました。 17年もの間 桃は私の傍らで 私を信じ私のために生涯を捧げてくれたと思っています。その瞬間、私は桃の手を握り 感謝の気持ちを込めて深く頭をたれました。「ありがとう。ももちゃん。ゆっくり眠ってね。」 桃のトリミングは いつも私がやっていました。ギザギザ頭が 一番桃らしいかな・・・。と、、、 それも、もう二度と出来ないと思うとやはり寂しいですね。
by santakawasaki
| 2012-11-22 02:59
| 日記
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